その噂はカードゲーム“バーコードコロシアム”をしている人なら誰もが耳にする他愛もないモノであった……だが彼はその噂が事実と言う事を知った。塾から帰って来た時に家に居る筈の母親が居なかった。中学生の姉は既に高校生の兄がいる同じ全寮制の中高一貫校に進学、父親は東南アジアの某国に単身赴任している。書き置きでは父親が倒れたから留守にしますと書かれたメモ紙があったが学生時代にバカが付く程の山男で東南アジア………
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投稿:2012.11.18更新:2012.12.01
禁断の遊戯
著者 kyousuke 様 / アクセス 11334 / ♥ 0
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投稿:2012.11.17
ジュン
著者 kangan 様 / アクセス 12340 / ♥ 6
夏休み。1年ぶりにいとこのジュンが泊まりで遊びに来た。
ジュンはひとつ年上の6年生だ。
毎年、この時期にはジュンの両親が揃って泊りがけで出掛けなければならない用事があり、子供は連れていけないということで、その間はうちで預かることが通例になっていた。
「よっ、久しぶり」
「うん、久しぶり」
Tシャツに、下はデニムのミニスカートにスパッツ。髪はちょっと長めのシ……… -
投稿:2012.11.14更新:2013.01.01
非常なる運命 前編 「ブルマへの道」
著者 やかん 様 / アクセス 15706 / ♥ 4
「序」
「実はお父さんの仕事の関係で、突然だけど来週引っ越すことになって・・・。幼い頃から一緒に遊んでくれた須藤君には、そのこと一番最初に伝えたくて・・・。ゴメンネ。さよなら、今までどうもありがとう。」
「!!!」
それは、あまりにも突然の幼馴染の岸本さんからの「報告」で、心の片隅で片思いをしていた岸本さんに、本当の気持ちを「告白」できないまま訪れた初めての「失恋」であっ……… -
投稿:2012.11.13
チンポ虐めクラブ
著者 MMM 様 / アクセス 24822 / ♥ 4
その学校には古くより伝わる伝説があった。
学校のどこかに秘密の教室があると、
そしてその教室に入った男はほとんどが2度と出てこないと
女が入ったらその教室の虜となると、そんな噂話が
一部の生徒の間で噂されていた、そして実際その学校では
毎年何人かの行方不明者がでていたが教師はまったく探そうともしなかった。
そんな噂を聞いた男子生徒が噂の真相を探るべく調査を開始し……… -
投稿:2012.11.13更新:2019.05.16
河童
著者 いち 様 / アクセス 11817 / ♥ 2
俺は山々に囲まれた林道を自慢のオフロードで軽快に飛ばす。
国道から逸れて一時間。ようやく目的の集落が見えてきた。
俺は思いつきでシングルキャンプを兼ねて十数年振りに母の故郷であるこの地を訪れたのだ。
母の実家や近所の家は木々に覆われた廃墟になっており人の気配もない。
少し寂しい気分に浸りながらバイクを奥へと進めて川の源流にある池へとたどり着いた。
俺は子供のころ泳いで……… -
投稿:2012.11.12
1mgの悪意
挿絵あり 著者 うっかり 様 / アクセス 33561 / ♥ 13
その正式な名称は「若年性陰茎萎縮症」とよばれている。
成長期のホルモンバランス異常により、ごく稀に発症する病気だ。
ペニスが徐々に収縮し、最終的には排尿機能が阻害されるため
性器を切断しなければいけなくなる。
ちなみに従来の「陰茎萎縮症」と症状がよく似ているが
発生原因が同じでないとされている。
また発症する世代、治療法、その他細かい部分で相違点が存在し……… -
投稿:2012.11.08更新:2012.11.09
拷問
著者 いち 様 / アクセス 32061 / ♥ 6
薄暗くシミの付いたコンクリートの壁。
鉄格子の入った窓と鉄の扉に閉ざされたその部屋には冷たく重い空気が立ち込めていた。
衣服は全て脱がされ手足は鉄製のイスに固定され完全に身動きが取れない。
中央アジアで一人旅をしていた俺は唐突に身柄を拘束されここに連れてこられたのだ。
「俺は何もしていない! 何かの間違いだ!」
必死に知っている何か国かの言語で無実を叫……… -
投稿:2012.11.06
裏のビジネスマン 舌貝益夫の巻
著者 tn12613 様 / アクセス 7954 / ♥ 2
私の名は保喪黒袋造、人呼んで裏のビジネスマン。報酬は一切受け取りません。お客様が満足されれば、それが何よりの報酬でございます。さて、今回のお客様は…。
彼は、舌貝(したがい)益夫(ますお)28歳。世界を股にかけるビジネスマンを目指して一流企業に入社した、エリート候補。しかしその熱意とは裏腹になかなか成績を上げられずにいる。
上司『舌貝君は私に従っていれば間違いないから。……… -
投稿:2012.11.04更新:2012.11.04
不老不死の契り
著者 いち 様 / アクセス 8418 / ♥ 2
「先輩って、もしかして美代姉さんですよね?」
「え?」
「僕、健です…二宮隆の息子です」
「あっ!? 健君?」
新しいバイト先の居酒屋で僕に仕事を教えてくれていた女性。
その姿には見覚えがあった、しかしそれはありえない事でもあった…。
その容姿、口調、表情、雰囲気の全てが十数年前と全く同じだったからだ。
「やっぱりそうなんですか?」
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投稿:2012.10.26
玉イタチ
著者 豆ぽん太 様 / アクセス 8746 / ♥ 2
前触れもなく、冷たい風がピュウッと吹いたらご用心。
それは、妖怪・玉イタチかもしれません。
あるの夜のことです。
浩一郎は、尿意を催して目を醒ましました。
「ぶるっ……。寒いなぁ。トイレまで行くの、何だか面倒くさいよ」
トイレは、浩一郎の部屋から、廊下を伝って突き当たりにありました。冬の夜、素足で冷たい木の床を歩くことを想像してみてください。
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